しんせんむら
島立農園
カーネーション他、花卉類
長野県
有機栽培で健康状態が良く、
発色、花つきもいい。-
長野県茅野市の蓼科高原にあるハウスを訪問した。
別荘地としても有名なここ蓼科は、湿度が低く清涼で爽やかな気候風土が特徴。
夏でも平均気温が19℃程という、とても快適な気候に恵まれている。
しんせんむらのカーネーションは、健康状態が良く、花がしっかりして、発色、花つきもいい。
また、花持ちの良さには市場で定評がある。
健康の秘訣は土に有り
私たちしんせんむらは、様々な菌を発酵させて行う徹底した土づくりで、土壌消毒で悪玉菌を殺すのではなく、消毒を必要としない土と有機肥料で花をつくっています。
良い微生物が増えることで、悪い微生物が大きく増えることなくバランスを取ってくれる。化学肥料だと必要でないものも全部吸収してしまうから、摂取しすぎてしまう。その結果、植物もメタボになるんだよね。
有機栽培に変えてからは、葉が厚く、ワックスがのった健康状態になった。だからかえって病気になりにくくなりました。
それでも時期的にどうしても発生するアザミウマ(スリップス)などの病害虫には、「アルム凛」を静電噴霧器で散布しています。ほんの少しだけ使っても漢方のチカラで抑えてくれるので、化学農薬を使わずにすむから微生物も殺さずにすむ。ほんとに助かっていますよ。
と5人で花卉類を生産される有機漢方栽培グループ「しんせんむら」の島立さんは話す。
日本初、カーネーション産地として
アルム農材では、基準通りのアルム有機農材を使用された方には、「漢方栽培宣言」のブランドマークの使用を許可し、こだわりの栽培がちゃんと消費者に伝わるための差別化ツールとして使用いただいている。
エコファーマー取得
こうした栽培方法により、カーネーション産地としては日本で始めてエコファーマーを取得されている。
毎年、しんせんむらのカーネーションを戴くが、花も葉もシュートも、ハウスで植えられていたものを今切ったばかりか、と思えるほど瑞々しい状態だ。
- アルムの漢方資材の施用は、栽培ステージにマッチした施用法で充分な効果を引き出していただいているばかりか、アルム農材のスタッフも、独特な堆肥作りを見学させていただき大変勉強になった。
豊かで強い土壌と、植物が持つ強い機能を存分に発揮させるこの栽培方法は、アルム農材の真骨頂だ。