カイガラムシは成虫ではほぼ対処方法はなく、人為的に取り除くしか方法はありません。(薬剤も同様)
春~夏のかけての幼虫時期の対応が効果的です。
まずは環境を整えてやることです。日当たり、風通しを良くする、過乾燥や過湿にならないようにするなど。
薬剤もこの時期なら効果的です。
有機的な対処としては、一般的に言われている牛乳の散布、木酢液、竹酢液の散布などがあります。簡単に入手できる木酢液の中では『木酢維新』をお勧めします。
弊社の資材にカイガラムシに対応する物は特にありませんが、アルム凛を300倍液で試してみてください(通常は1000倍希釈)。また植物体を丈夫にする効果ではアルム純が適しています。
カイガラムシの伝播はいろいろな形でなされますので、とにかく幼虫期にたたくことが大切です。
冬場(葉などを整肢している状態)にも処理した方が良いですし、株周り、地際などの周辺を整えておくこと、などが注意点です。