根頭癌種病はなかなか厄介な病気ですが、罹病したら枯れるとは限りません。
それなりに生き続けるケースもありますが、樹勢を弱めることには間違いありません。
罹病している株で使用したハサミなどは、必ず消毒して使用するなどの細かい対応が必要です。
弊社OKY-999は嫌気性有用微生物資材ですので、鉢替えなどのタイミングで培土に混和していただくと良いと思います。
培土なども健常なものを選び有機物がしっかり含まれており、排水などの物理性の良いものを選ぶことが大切です。
鉢の中の微生物相を有用菌の占有率を高めてやることも発病の抑制になります。
弊社Dr放線菌、Drトリコ菌なども併用されると良いでしょう。
いずれも投入量は、1Lの培土に対して一つまみ程度で良いと思います。
根頭癌種病菌に対しての特効薬はありません。農薬などでも厳しいと思います。
癌腫部分を取り除き、その部分に薬剤を塗布する方法もありますが根治はきびしいと思います。