渡部農園
水稲
秋田県
秋田で一番おいしいお米
「金賞受賞」の渡部農園-
秋田県南部に位置する湯沢市は緑豊かな田園地帯。
寒暖差の大きい気候やきれいな水など、おいしい米を作り出す条件を備えている。
漢方薬で育てた特別栽培米
コンクールで金賞受賞
渡部農園の渡部さんはこの地で「漢方薬で育てた特別栽培米」を生産し、全国に顧客を持ち直接販売している。
2019年度、第21回米食味分析鑑定コンクールで、渡部浩見様が都道府県別部門の金賞を受賞された。
2015年度にも同じように秋田県の金賞を受賞されている。
過去には2回の特別優秀賞も受賞された、いわばコンクールの常連といった栽培技術と熱意の持ち主だ。
安全で元気なお米づくりのために
育苗土にアルム顆粒を混ぜて苗床をつくり、潅水時にアルム純を使用されている。やはり元気で丈夫な苗づくりが基本。
本圃でもアルム純の潅水でしっかりした根をつくり早期に活着させる。これで養分の吸収力とその後の育ち方が違ってくる。そして時々の気候に気を配りながら適宜アルム凛でいもち病・カメ虫を予防。
小さな努力で信頼を
これらのお米作りの過程はホームページやフェイスブックなどで公開しています。金賞受賞に奢ることなく、小まめな発信も怠らないのは、消費者に安心して、お米を食べてもらいたいという優しやさ誠実さの現れだと感じた。
渡部さんは、秋田県で一番おいしいお米をつくるという以外にもユニークな肩書きをもっている。
一つは水田鑑定士。米・食味鑑定士協会が定める資格で、水田に生息する生物などを鑑定して、水田環境の豊かさや安全性を公開してくれる。
もう一つは調理炊飯鑑定士。正にトータルでおいしい「ご飯」のプロである。
又、同じく特別栽培で作られたダイコンを桜チップや紅花を使った特製の燻製にし、こだわりの「いぶりがっこ」を製造販売している。独特のおいしさと歯ざわりで全国にファンがいる。
現在は東京オリンピックに向けてお寿司にあったお米、ご飯を作ろうと研究を重ねているそうだ。