酒井農園
レンコン
徳島県
害虫対策に注力し、品質の高いレンコンをつくる
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酒井農園はレンコンの専業、極早生から晩生種まで大よそ8~9か月栽培・出荷。
レンコンは水生植物のためほぼ一年中湛水状態にある。
ここでは地力の確保とともに病害虫の対策に注力し、品質の高いレンコンを生産。
Dr.放線菌で障害を抑制
鳴門でのレンコン収穫は、水を抜いて重機による荒起しから始まります。この時、収穫後の残渣をしっかりと分解させることが必要なのです。それをしないと腐敗菌が出たり、ガスの発生で地下茎に悪影響が出てきます。
同時に分解促進
これらの障害の発生を抑えるためにDr.放線菌を投入しています。Dr.放線菌は放線菌の菌密度が高く、繊維質の分解(葉茎の繊維質)能力が優れている上に、病原性糸状菌(特にフザリウム)の分解能力も高いので大変助かっています。
長年土づくりには苦心していたが、
当初使用していた土壌改良材ではなかなか効果が出にくかったのですが、Dr.放線菌は単一菌資材であり自分たちの思いを、より叶える資材に出会えたことに感謝しています。
- 最盛期を迎えている特別栽培のレンコン農園を訪問。
鳴門レンコンは色白でシャキシャキと歯切れが良く、柔らかい口触りが特徴の長レンコン。関東をはじめ、全国的には丸いダルマレンコンが主流だが、ここ徳島県では古くからある長い品種である備中種。
緻密で硬い良質の粘土質土壌で、しかも深いところに出来るので、関東などで主流の「水掘り」ができず、重機を使いながら、傷つかないよう注意深く一本一本手作業で掘って収穫される。
丹精込められたレンコンは美しい。