竹内農園
イチゴ・さちの香
徳島県
甘味・香り・酸味の揃った、おいしい苺づくり
-
四国・徳島県でイチゴ栽培をおこなっている園主・竹内さんの苺ハウスに伺った。
竹内農園のイチゴ「さちの香」は、立派な見栄えもさることながら、甘み・香り・酸味の揃った美味しいイチゴとして大人気を博している。
竹内農園は大きなポイントとして3つのステージの管理
アルム純の潅水を定期的に施用
育苗においてはコンパクトな苗づくりを重要視しています。
葉、草丈、クラウン、根量のバランスに神経を使っています。
見た目は小さく感じますが草勢のバランスが非常にいいのです。
それは地下部の根の充実があってのことです。
ここではアルム純の潅水を定期的に施用することで根が充実します。また一般的には定植前には肥料を切ってストレスを与えるのですが、ここでも一工夫されており、主要成分は控えるが、ミネラルはしっかりと与えています。これは定植後の生殖成長に大きな影響を与えます。
バランスよくなるための根づくり
本圃においては常に養液濃度、吸収具合をチェックし、気温の変化による徒長などを管理することで果実の大きさの安定と糖度の安定を図っています。
潅水時、月2回のアルム純は栄養成長と生殖成長がバランスよくなるための根づくりには欠かせません。これにより新根の更新がスムースになります。
効果を上げる静電噴霧器
収穫期の防除も大切なステージです。
農薬を極力減らし効果的に管理するために静電噴霧器を常用しています。ここではアルム凛が大きなウエイトを占めています。
濃縮生薬エキスの効果を最大限に引き出す方法です。濃度の高い成分を微粒+帯電させ植物に斑なく行き渡り、農薬の使用回数も軽減し、効果も上がっています。
- 収穫のピークに当たる12月の忙しい時期にもかかわらず、心がほどけるような満面の笑顔で迎えてくださった竹内ご夫妻。
まるでそのご夫妻のようにハウスの中は暖かく、真っ赤なイチゴがたわわに実っていた。
研究熱心なご主人は、温度や採光、肥料の管理は勿論のこと、イチゴの葉一枚一枚目を配り、その日のコンディションやその時に必要とされる作業を組み立てていく、正に職人気質の方だった。